ボーイに興味がありますか?
このサイトを見ている方は、恐らくボーイの仕事に興味をお持ちではありませんか?ボーイの仕事は辛い・キツイと言われていますが、それは事実である反面、間違っている部分もあります。
確かに仕事は辛いですが、それは他の仕事においても同じで、ボーイだけ特別な訳ではありません。
逆にボーイはやりがいがあり、収入もそれに見合った水準の仕事です。特に短期間で収入が増えるだけでなく、すぐ昇進できるのが強みです。
20代前半でボーイからキャバクラの店長へ昇進した人もいますし、お店が繁盛すれば年収1,000万円以上も不可能ではありません。
ご自身が頑張るほど給料も増えるため、ノウハウを積めば独立開業も視野に入ります。
それを短期間で実現できるのがボーイの仕事です。慣れるまでがキツイものの、利点が欠点を上回るでしょう。
ボーイの仕事内容について
ボーイの仕事の流れを大きく分けると、開店前・営業中・閉店後の3つになります。それぞれ役割・仕事内容が違っており、何らかの役職へ就いている方は更に違う作業が生じます。
特に下積み時代は色んな仕事がありますので、一通り覚えるまでが一つの壁になるでしょう。
開店前の仕事
開店前はお客さんを出迎えるための準備段階です。主にボーイは開店に向けた雑務をこなします。例えば…
・足りない物品の買い出し
・フロアやテーブル、トイレの清掃
・おしぼりの準備
・名刺のコピー
開店の1~2時間前に出勤し、大体このような業務を行います。マネージャーへ昇格し、キャスト(キャバ嬢)の担当を受け持つようになると、上記に加えてキャストの出勤管理も担います。
ただ、最初は買い出しなどの雑務が多いため、一般的な飲食店との違いはありません。
なお、店長は手が足りないところへフォローに入ります。キャバクラの仕事全般を担うのが店長の役割です。
営業中の仕事
お店が開店すると、今度はフロア業務全般をこなします。特に忙しい時間帯であり、ボーイが担う役割も増えます。
・お客さんの案内や荷物の預かり
・灰皿や氷、おしぼりの交換
・キャストの付け回し(配置確認・決定)
・ウェイター業務
通常の飲食店業務に加え、キャストの付け回しも行うのが特徴です。
ただし、ある程度仕事に慣れてからの担当になるため、最初はウェイター業務が主な仕事です。
閉店後の仕事
お店が閉店し、お客さんが皆引いたところで閉店作業を行います。退勤時間にもよりますが、ボーイがこなす仕事は以下の通りです。
・テーブルの掃除
・グラスの後片付けや皿洗い
・お酒の発注
・キャストのフォロー
掃除や片づけのほか、お酒の発注もする必要があります。また、担当キャストがいるなら売上を報告し、メンタル面のケア・フォローも行います。
今後の売上にも影響するため、マネジメント力が求められる仕事です。
ボーイのお給料について
ボーイは稼げる仕事と言われていますが、役職や勤続年数によって大きな違いがあります。
例えばバイトのボーイは、時給1,000円~1,300円程度が相場で、月収は15~20万円です。
しかし、正社員になると月収20~25万円に増えます。
マネージャーなどの幹部クラスになると、ボーイの頃よりも月給が大幅に増えます。大衆店と高級店で異なりますが、月給30万円以上が相場です。
なお、キャストの売上に応じた歩合給を採用しているお店もあり、売上が上がるほど手取りも増加します。
仮にキャストの売上が200万円で30%が取り分なら、月給換算で60万円となります。
店長はお店ごとの違いが大きく、大衆店では35~40万円というケースも珍しくない一方、高級店や人気店などでは月50万~100万近いお給料を得ている場合もあります。
売上に左右される側面があるため、大衆店でも売上をしっかり取れば、年収1,000万円台に近づけることが可能です。
売上が取れないと降格するリスクもありますが、その分やりがいのある役職と言えるでしょう。
ボーイの大変な部分
ボーイは頑張り次第でしっかり稼げる仕事ですが、お店での立場が低く、苦労することも少なくありません。
ナイトワークは体育会系で、特にキャバクラは上下関係の厳しい世界です。上司や先輩には頭が上がりませんし、仕事ができない内はキャストに見下される場合もあります。
逆にこれらを克服し、お店での信頼を勝ち取れば、店長への昇進も見えてくるでしょう。
それまでが大変ですが、辛抱強く頑張ればチャンスを掴めるのがボーイの魅力です。