「他と何か違う…?」そう感じたら赤信号

慢性的なボーイ不足で悩むキャバクラは多く、採用率が非常に高いお店も珍しくはありません。
比較的合格しやすいのがボーイの魅力ですが、少し働くと他のキャバクラの情報も伝わってきます。ご自身の働くお店と他店の違いも比較できるようになるでしょう。
しかし、比較する中で「うちのお店だけ他と全然違う」と感じたら危険です。
もしかしたらそのお店、ブラックキャバクラの可能性もあります。

残念ながら「ボーイを辞めるべきお店」は存在する

現在はブラック企業が社会問題化していますが、これはナイトワーク業界においても同じことが言えます。
残念ですが、キャバクラでも”即刻辞めるべき”お店は存在します。業界ではブラックキャバクラと呼ばれていますが、噂レベルではなく本当にあります。
一例ですが、下記のいずれか当てはまるお店はブラックです。

・法外な料金を請求する”ぼったくり店”
・他店より照明が一段と暗いお店
・スタッフの態度が高圧的かつ暴言を吐く
・罰金や罰則、ペナルティが多すぎる
・無理やり客引きさせるお店(※違法です)

普通のお店なら、まず1つも当てはまらないでしょう。逆に1つでも当てはまったら、ブラックキャバクラの可能性が高まります。
こうしたお店は危険なため、察知した段階で退職を決めるべきでしょう。

ブラックキャバクラで時間・お金・健康を失うリスク

ブラックキャバクラの危険度は、一般的なブラック企業と同程度です。注意してほしいのは、全てのキャバクラがブラックでは無い点です。
逆に言えば優良店も極わずかという事になります。
しかしながらブラックキャバクラの怖い所は、全てを失ってしまう危険が潜んでいる事です。
時間やお金だけでなく、健康さえも、ブラックキャバクラは平気で奪っていくのです。

もしブラックキャバクラでボーイとして働くと、その時間を全て無駄にしてしまいます。時給はそこそこ良くても、罰金を差し引いてマイナスになる可能性も出てくるでしょう。
更にブラックキャバクラは先輩ボーイや店長、キャストに至るまで暴力的で、暴言が飛び交うのは日常茶飯事です。
徐々に心を蝕まれ、精神的に追い込まれる危険もあります。自律神経失調症や、うつ病にかかるリスクも高まるのです。

これらは嘘ではなく事実です。果たして、このようなお店でボーイを続ける意味はあるのでしょうか?

お店が原因の退職はほとんどの場合防ぐことが出来る

お店が原因となる退職は未然に防ぐことが可能です。そもそもこれらの理由で辞めるボーイは、求人選びの段階から失敗しているケースが多いのです。
つまり、求人を慎重に探せばブラックキャバクラを選ぶことも避けられます。お店を選ぶ時は、次の点に注意しておきましょう。

・お店のサイトの有無(サイトが無いお店は危険)
・求人掲載日(掲載が長いお店はすぐ辞める可能性が高い)
・時給や給与(他店や相場と必ず比較する)
・お店の雰囲気(店内の照明の明るさを確認)

なお、万が一ブラックキャバクラを選んでも、ご自身にはいっさいの非がありません。
悪いのはお店側であって、ご自身は単に運が悪かっただけなのです。ブラックキャバクラで働いてもメリットが無いため、適当にお店を決めないようにしましょう。

自分のお店が危険と感じたらすぐに辞めることが大切

ご自身の働いているお店がブラックだと感じたら、どうすればいいのでしょうか。
個人的な意見ですが、その場合は間を置かずにすぐ辞めることをおすすめします。
長く働くほどリスクが高まりますから、そうなる前に辞めることが大切です。ブラックキャバクラは就労形態や労働基準の違法性が高く、辞めても何ら問題がありません。
辞める時に脅迫してくるお店もありますが、そんな時は警察や弁護士の話を持ち出すのも効果的です。

いずれにしても、悪質店は相談・話し合いがいっさい無駄なため、円満退職を望まないことです。
運が悪かったと割り切り、他のお店を探すのが良いでしょう。

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