暴力団が絡んだキャバクラも少なからずある
ボーイが辞めるべきお店は様々ありますが、その筆頭とも言えるのが暴力団関連のお店です。
ナイトワークのお店は色んな人々が経営しているものの、表からは見えにくいのが実情です。昔ほどではありませんが、キャバクラの中には今だに暴力団が絡んでいるお店があります。
こうしたお店は大変危険で、トラブルに巻き込まれるリスクも潜んでいます。速やかに辞めるのが賢明でしょう。
経営者や従業員が暴力団員・チンピラのケース
経営者はクリーンでも、暴力団と裏で繋がっているお店も存在します。
オーナーや店長、マネージャーらが元暴力団だったりチンピラ系のお店は特に注意が必要です。
お店の売上が付き合いのある暴力団の資金源になっているケースが見受けられます。
このようなお店は基本的にブラックであり、待遇なども良くはありません。
そして最もやっかいなのが、違法営業を行っている可能性がある点です。
一例を挙げますと、悪質なキャッチやぼったくり、キャストの風俗行為などが考えられます。
暴力団と付き合いのあるお店はこのような営業を行っているお店も多く、更に暴力団の資金源となっている訳ですから、最悪の場合、自分が逮捕されるリスクもはらんでいます。
違法性が高いため、絶対避けるべきお店のパターンと言えるでしょう。
コトあるごとに暴力団について上司が言及するケース
何かミスをした時などに、店長やマネージャーが暴力団の名前を出してくるお店には注意が必要です。
暴力団の名前を出して脅してくるお店は、裏で何らかの繋がりを持っている可能性が高いと考えられます。
普通のお店であれば上司が脅してくることはありませんし、暴力団の名前を出す必要すら無いでしょう。
もしこのような経験をした場合、即刻やめることも検討しましょう。
長引けば長引くほど、自分自身が暴力沙汰に巻き込まれる可能性が高まっていくでしょう。
出入りするお客さんに暴力団員が多いケース
キャバクラへ訪れるお客さんは年齢も職業も多様ですが、暴力団員を名乗る場合や、風貌がそれに近いお客さんが多いお店は気を付けるべきです。
そういったお店は暴力団が経営に絡んでいるか、オーナーが裏でみかじめ料を支払っている可能性があります。
こうしたお店はトラブルが絶えないのが日常です。キャストとお客さん間でのトラブルはもちろん、ボーイとお客さんが何らかのトラブルを抱える可能性も否定はできません。
非常にリスキーなお店ですから、ご自身の今後を考えるなら辞めるべきです。
そもそも暴力団と付き合うお店は経営が不安定!
現在は暴対法の効力もあり、暴力団がナイトワーク業界へ及ぼす影響力は少なくなっています。
そのため、健全なキャバクラでは暴力団が出入りすることも、裏で繋がりを持つこともありません。
なので暴力団と何らかの繋がりがある時点でおかしいと考えるべきでしょう。
現在はお店側にとって、そもそも暴力団と付き合うこと自体がリスクであり、何らメリットがありません。
逆に繋がりを持つようなお店は、暴力団に弱みを握られているか、金銭的な問題を抱えているケースが考えられます。
もしトラブルが深刻化したら、お店が潰れる可能性もあるでしょう。そしてお店が潰れる際には給与を払ってもらえない、会社のお金を経営者が持って消えたなどのトラブルも想定されます。
こんなお店に勤めていては、ボーイとして働き損ですよね。
すぐにでも辞めましょう
前述したように、現在のキャバクラ業界では暴力団の影響が及ぶお店は極々僅かです。
一方で、暴力団関係店はゼロではなく、少なからずそういったお店もあるということを肝に銘じておきましょう。
繰り返しになりますが、暴力団と繋がっているキャバクラは、そうだと気付いた時点ですぐに辞めるべきです。知らない内にあなた自身が違法行為へ加担している可能性もあります。
給与を支払ってもらえる保証もありませんし、万が一お店とトラブルになったら、ご自身にも脅迫や危険が及ぶでしょう。